オペラと聞くとなんとなく”敷居が高い””つまらなそう”と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし実際は、”敷居も高くない”し、”おもしろい”オペラも沢山あります。

まずは、”どんなオペラを観に行った方が良いですか？”と質問される生徒さんがいらっしゃいますが、私は必ず”あなたの好きなアリアが歌われてるのが良いですよ”と答えています。
「恋とはどんなものかしら」という曲が好きだなと思ったら「フィガロの結婚」
「だれもねてはならぬ」が歌いたいなと思ったなら「トゥーランドット」
というように、自分が好きな曲が１曲でも歌われているオペラであれば十分楽しめます。「私の好きな曲はこんな場合で歌われているんだ！」というように

オペラを楽しむには観に行く前にあらすじを勉強していくことが大切です。オペラは外国語で歌われているものがほとんどです。もちろん、字幕が出ている劇場もありますが、訳し方がわかりにく.言いまわしがイマイチな字幕もあるので、今はこんな場面なんだと理解できるように少し勉強していくのが良いでしょう。
そして、「自分の好きな歌がどんな心情で歌われているか」を余裕がある人は勉強していくと一気に感情移入しやすくなりますよ。

今後は、いろいろなオペラ作品のあらすじをご紹介していきたいと思っています。