オペラにはいくつかのジャンルが存在します。　
今回は、イタリアのオペラのジャンルをご紹介します！

≪オペラ　セリア≫
１８世紀に生まれた神話や、伝説に基づくオペラ。
原則として3幕構成。
代表作は『リゴレット』『アイーダ』

≪オペラ　ブッファ≫
１８世紀中頃から、１９世紀の中ごろまで作曲された。
日常生活を題材にとった喜劇的なオペラ。喜歌劇。
代表作は『フィガロの結婚』『セヴィリャの理髪師』

≪ヴェリズモ　オペラ≫
１９世紀誕生。
同時代に起こった血なまぐさい事件など、現実に起こった題材を取り上げた。
残酷で、暴力的な内容のものが多い。
代表作は『トスカ』『道化師』

≪オペレッタ≫
19世紀後半からパリやウィーンを中心に流行。
「小さなオペラ」の意。
対話と歌と踊りによって物語が展開していくので、内容がわかりやすい。
オペラブッファを大衆的、庶民的にしたもの。
代表作は『こうもり』『天国と地獄』